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2014年1月 6日 (月)

SHOW-YAの2013年ラスト・ライヴは、大忘年会!?

みなさま、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、2014年一発目のレポートは、2013年の年の瀬12月28日、Zepp DiverCity Tokyoにて行なわれた、SHOW-YAのライヴ・レポートから行ってみましょう!
このライヴ、通常のライヴとは一味違ったもので、“V.S. MYSELF~熟女なめんなよ!歳忘れ暴れ倒しGIG~”と題され、SHOW-YAの歴代シングル曲をすべて披露するというものでした。
通常、そういった企画だと、コンサートならではの醍醐味が失われたり進行が難しかったりするのだが、百戦錬磨の彼女達は、はたしてどうだったのだろう!?

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定刻から5分すぎた頃、メンバーが登場し、寺田恵子の“欲しいものは奪い取れ!”という叫びから「奪いとれ」がスタート。

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ステージは、センターのやや上手側にドラム・セット、そしてその横、やや下手側にキーボードがセットされており、豪華な見栄えを演出している。
彼女達のライヴを観ていつも思うのだが、ロックならではの醍醐味を前面に出しながらも、安心して聴ける演奏の安定感……観ている側を納得させる説得力があるのだ。
2曲目には、最新アルバム『GENUINE DIAMOND』から、「流星少女~Shooting Star 196X~」を披露。この日の音響がよかったためか、五十嵐☆sun-go☆美貴のギターが、いつもよりもローを強く感じさせ、前述したロックならではの醍醐味をさらに身体に感じさせてくれる。

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イントロの“回せ回せ!”のコールから、フロアではタオルが回りまくり、“全シングルを披露する”と聞いていたライヴなのに、いつもの熱いライヴとなんら変わらないステージが展開されていた。
そして、角田“mittan”美喜のスネアの位置が、めちゃタイトで、そこに絡む仙波さとみのベースが、これまた前述した“安心して聴ける安定感”を演出していることを気づかせてくれる。
立て続けに「LOOK AT ME」が浴びせられたのだが、寺田の“Are you ready!?”のコールにファンが応え、どんどん会場が熱くなっていくのがわかる。それにしても、Zepp DiverCity Tokyoという新しい会場でありながら、観ていた二階席が揺れる揺れる(汗)。3曲目で、すでに企画ライヴということを忘れてしまっていた。

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と、ここでMC。
SHOW-YAは29周年目を迎え、通常なら30周年記念あたりに“全シングル披露ライヴ”などを行なったりするのだが、辛抱たまらんということで本日やってしまったというエピソードを紹介。ここから、ここ数年のSHOW-YAライヴの楽しみでもある長めの喋りが始まる(笑)。全シングル披露ということで、大ヒット・シングル「限界LOVERS」からSHOW-YAを知った人と手を上げさせるが、あまりの少なさに“ウソつくな!”と寺田(笑)。“もっと、前からみんなが知ってれば、もっと早くから(SHOW-YAは)売れてるよ!”なんて言ってしまうなど、ジョークを交えつつ会場の熱を冷めさせすぎない程度にクール・ダウンさせる。このあたりの盛り上げ方が、難しい企画的なライヴでも、いつもと変わらないSHOW-YAのコンサートを作り上げてしまう妙技なのだろう。

ここからは、歴代シングルを立て続けに披露する。
完全に時代順ではなく、なんとなく流れは追いつつも、ライヴの持って行き方も熟知したセット・リストになっていて、やはり観る人を飽きさせない。しかし、「限界LOVERS」からSHOW-YAを知った人が多いはずなのに(笑)、それ以前の曲でもしっかりと盛り上がってるのは、彼女達の楽曲が素晴らしかったことを物語っているのではなかろうか?
おもしろかったのは、初期のシングル曲では“デビュー当時の声のトーン?”と感じさせてくれる歌い方をしてくれた寺田の唱法だ。デビュー30周年も間近に控え、もちろん声も変化しているのだが、さすが! もしかしたら本人は気づいていないかもしれないが、当時の声が蘇っていました!

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今回のライヴは、各メンバーがシングル曲の思い出を語るなど、通常ではないMCタイムが設けられていた。デビュー当時にヅラを被せられたり、ミニをはかせられたり、長い髪を切られて刈り上げにされたことで仙波が泣いたことなど、今だから語られることも盛りだくさんだった。
そんな中、デビュー・シングルの両A面だったハードなナンバー「AU REVOIR」をプレイする前には、この曲に秘められた思いを語る。この曲は、SHOW-YAの小さな抵抗だったこと。それは、デビュー曲「素敵にダンシング」が意表をついたダンサブルな曲であったため、「AU REVOIR」に彼女達のロック魂が込められていたのだろう。1曲がポップなダンサブル・ナンバー、もう1曲が2バス、ドコドコのハードなナンバーというシングルを、1985年にメジャーでリリースしていたこと自体、すごいことだ。

「 孤独の迷路(ラビリンス)」の後のMCでは、mittanが前に出てきてしゃべる。“私達の歴史を舐めるなよ”という力強い言葉を、mittanらしく弱々しく言ってくれた(笑)。中村美紀も前に出てきて、“爽健美茶や冷たいおしぼりがキライだけど、何十年も言えなかった”というエピソードなど、とにかくホンワカした話なのだが、会場は忘年会場のごとく盛り上がっている。
ついには、寺田がモノマネまでさせられ……二井原 実から始まり、閣下、西田“MARCY”昌史、そしてなぜか、いっこく堂のモノマネを……。さらには、mittanがミッキーマウスをやり、仙波が芦田愛菜を……極め付きはsun-goの“聚楽よ~”(笑)。なんだ、これ。

完全にできあがった忘年会は(笑)、後半のハードな曲に続く! 「限界LOVERS」から“熟女なめるなよ~!”のシャウトで本編終了したかと思えば、ここまですでに二時間弱経過しているが、あっという間! 企画ライヴの難しさや心配などなんのそので、逆に楽しすぎます!

アンコール後のシメは、年末ということで“煩悩の数だけ、ご唱和ください”とのコールで、なんと108回のキメを(笑)!
2013年最後にして、限界を超えました!

SHOW-YAのみなさん、2014年は、どんな年にしてくれるのでしょう!?

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photo by SHIGEYUKI USHIZAWA

SET LIST(※印=シングル曲)

1.奪いとれ
2.流星少女~Shooting Star 196X~
3.LOOK AT ME
4.ONE WAY HEART ※
5.しどけなくエモーション ※
6.素敵にダンシング(Coke is it) ※
7.AU REVOIR
8.叫び ※
9.孤独の迷路(ラビリンス) ※
10.愛さずにいられない -still be hangin’ on- ※
11.水の中の逃亡者 ※
12.その後で殺したい ※
13.V.S. MYSELF ※
14.ギャンブリング ※
15.私は嵐 ※
16.限界LOVERS ※
〈encore〉
1.BATTLE EXPRESS
2.FAIRY

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