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2013年12月27日 (金)

ブル・ゼッケン88にとっての通過点!?

2013.12.8=赤坂ブリッツ

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2006年に結成されてから、はや7年。
ブル・ゼッケン88が、赤坂ブリッツのステージに立っている。
結成時からバンドを追いかけさせて頂いたWeROCK(当時はロッキンfですが)としては、とても感慨深いライヴでした。

結成当時、淳士(ds)とIKUO(b)というスーパー・プレイヤーに挟まれ、そのポテンシャルはあるもののまだまだインディーズの雰囲気から抜け出せなかった栄二郎(vo)とSebastian(g)。
でも、いま目の前にいるのは、淳士とIKUOと対等に渡り合い、同じバンドのメンバーとして向き合っている栄二郎とSebastianでした。そう、赤坂ブリッツに、ブル・ゼッケン88というバンドの“メンバー4人”が立っているのです。
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その成長具合を表わすかのように、オープニングでステージを隠すように張られた幕に、Sebastian、そして栄二郎のシルエットが浮かび上がりライヴはスタートを切りました。
いきなり、ドカ~ンと来るのかと思いきや、意表をついたギターとヴォーカルのみというナンバー「Garden」で始まった。そこから、文字通り幕が切っておとされたかと思うと、「モンスター ~3/4 no good job night one show~」につながり爆発させるというオープニング。ファンの声援と、アグレッシヴでヘヴィでありながらキャッチーでもあるこの曲の爆音が入り混じり、いきなり圧倒されてしまいます。
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このバンド、とにかく安定感がハンパないです。実力と音楽性、テクニック、飛び道具、すべてを兼ね備えたロック・バンドということが、頭の2~3曲聴いただけで、充分すぎるほどわかってしまう。
そして、魅せる要素もインパクト大! 難しいフレーズを涼しい顔で弾きまくるIKUOのプレイは、もはや日本屈指のベーシストと言って過言ではないでしょう。さらに、淳士のドラミングは、観ていてホントに楽しくなります。淳士のプレイを観た男ならば、ぜったいにドラムを始めたくなるのではないでしょうか。
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そのリズム隊に、Sebastianのヘヴィなギターが絡み、もはやバンドの顔となった栄二郎の耳を引くメロディとスクリームが乗る。栄二郎のスクリームは、結成当時から進化しているようで、その進化具合を過去のライヴや音源と比較して聴いてみると興味深いです。

ブルハチのライヴは、ショウとしての演出も考えられていて、セット・リストに起伏を持たせるだけではなく、そこに各パートのソロ・タイムもあり、まったく最後まで飽きさせません。そう考えると、オープニングの演出も、まさに序章だったと思えます。
さらに、各メンバーのソロ・タイムも、普通にテクニックを披露するだけではありません。淳士のピカピカ光りまくるドラム・ソロや、IKUOと淳士とで掛け合い漫才的(!?)なソロであったり、笑いのツボを心得たSebastianのソロ・タイムであったりと(笑)、演出なのかハプニングなのかわからないギリギリの空気感が、またライヴの雰囲気を盛り上げていました。
曲間でSebastianが歌っちゃって、ファンから“ガンバれ~”と応援される演出(!?)も、怒濤に攻めるだけではない、押しと引きがあるブルハチのライヴならではの時間でした。
ヘヴィでいながらキャッチーな曲があり、テクニックを存分に見せつけてくれるプレイもあり、笑いもありで、ライヴという空間を心から楽しませてくれるブル・ゼッケン88。目指す方向性は結成時から変わっていなかったのかもしれませんが、いま、ここに彼らならではのスタイルが完成したと思わせてくれました。
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バンド結成時からブルハチを引っ張ってきた淳士とIKUOは、アーティストとしての主張をしながらも、いつの間にかにバンドのドッシリと支える基盤にもなっていて、それがブルハチを観ていても安心させてくれる要素のひとつになっていると感じさせてくれます。
淳士とIKUOあってのブルハチが、今は4人だからこそブルハチになってると誰もが思ったことでしょう。
ファンとともに歩み、ファンとともに作ってきたブルハチ・ワールドの完成形を赤坂ブリッツで観せてくれたのです。

しかし、今回のライヴを観て思ったのは、ブリハチにとってブリッツはまだまだ通過点なんだな、ということでした。もっと大きな会場、そう武道館だってブルハチ・ワールドに染めてしまいそうな勢いを持ったバンドになっていると感じさせてくれたのです。
ここは、現在のブルハチの完成形を観せてくれた場所であるけど、まだまだ通過点!
みんなで、ブルハチとともに武道館に行きましょう!
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と言いつつ、新年には「初心忘るべから…。88」なるツアーが決定しています(笑)。

3月3日(月)= 柏PLOOZA
3月4日(火)= HEAVEN'S ROCK 熊谷 VJ-1
3月5日(水)=長野CLUB JUNK BOX
3月17日(月)= 渋谷CLUB QUATTRO
2014年は、どんなブルハチ・ワールドを観せてくれることでしょう。

〈SET LIST〉
1.Garden
2.モンスター ~3/4 no good job night one show~
3.Reset
4.Re+Load
5.Prologue
6.覇烏
7.モラトリアム
8.Guiter Solo
9.flywar
10.虹
11.Bass &Drum Solo
12. SKIN
13.Someday
14.ボイマヘ
15.Bull
16.カモン!!~メガトン未来~
17.Lovely

[encore]
No.1

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